転がらない鉛筆を発明した。さぁどうする

いまイギリスに続き
ドイツとフランスのVAT登録を進めています。
フランス語に会社の定款を訳す必要があるんですが
サッパリ分かりません(笑)

ここ最近は、税務署さんに提出する書類をまとめたり
4半期に1回納めるVATをまとめたり
と事務作業をしていました。

そんな私が楽しみにしているのが
毎週日曜日に放送されている
「下町ロケット」
です。

このドラマの中で
・ロケットエンジンの話
・特許侵害の裁判
などが出てくるので、過去に
燃焼系の研究室でロケット燃料の燃焼の研究をし
特許事務所で勤めている私としては

「え、なにこの立石好みのドラマ」

という感じで見ているわけです。
※ 初回見忘れて再放送で見ましたが・・・

そんな話はどうでも良くてですね
私としては普通のことだと思っていたけど
他者評価で
・リサーチ能力が高い
・よく考えている(1つの事象から色々な方向性を考える)

と言われることがよくあります。
自分で言うなよって話ですが、結構言われます。
なぜこう言われるのかが
このドラマを見ていて1つ分かりました。

ドラマの中で
「特許はこういうふうに書くものだ」
というシーンがありました。

誰かが発明をすると
その発明をできるだけ権利範囲が広くなるように
クレーム(請求項)を書くわけですが
その例として
「コップの発明」
が挙げられていました。

地球上にコップがなかったときに
コップを誰かが発明し、その特許を取る時に
どういうクレームを書くのが良いか
分かりますか?

クレームの書き方は色々ありますが
ドラマ内では

「中が空洞になっている円柱状の物体で
底があって、プラスチックでできている」

と表現されていました。
これを特許の文章っぽく書くと

「円形の底板と
該底板外周部から立ち上がった側板と
から成り、プラスチックで作られた物体」

という感じになります(適当に書いてます)。

こういうクレームを書いてきて
所長に提出したらぶっ飛ばされるでしょうね(笑)
なぜかというと
権利範囲がものすごく狭いからです。

・プラスチックじゃないコップ作ったらどうするの?
・円柱じゃないコップ作ったらどうするの?
ということで
この特許に抵触しないコップはいくらでも作ることができます。

それって特許取った意味がないわけです。
だから、特許の文章を書く人は
発明者と面談をし
できるだけ権利範囲が広く
かつ他の特許と抵触しないような
特許となるようにクレームを作成します。

ああでもない、こうでもないと言いながら
先願特許を調べて、抵触しない内容にしつつ
他のメーカーが「あー、やられたー」
と思うような特許にしていくわけです。

この経験があったため
1つの物事を深く深く
色々な角度から見ていくという習慣がついています。

最新の技術を作っている、など特殊なケースを除き
いま、Googleで調べれば7割の疑問は解決します。
残りの3割も専門書を読んだり
専門家に聞けば解決します。

調べる力・考える力がつくと
何をやっても困らなくなるので
このあたりも意識してつけてほしいですね。

あ、ちなみに言っておきますと
考えるだけ考えて、何もしない
これダメです。
考えながら手も動かしてください。
やったら分かることをやらずに考える人
多すぎます。
inputとoutputを意識していきましょう。

最後に頭の体操をしましょう。

「今まで断面が円形の鉛筆しかなく
六角形の鉛筆を発明しました。
これで机の上で転がっても止まります。
これを特許にしたいんです」

こう言われた場合、どういうクレームを書くか。
暇な人は考えてください。

すっごく有名な練習用の問題なので
答えが知りたい人はGoogle先生に聞いてくださいね。

メルマガ登録はこちら

物販関係の最新の記事
Amazonの検証結果などを中心とした
メルマガです。興味のある方は是非登録してみてください。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ