輸出入時に必要な原産地証明の発行方法

分かっているんです。
こんな発信をしても
万人受けしないことは。

でも
たまにマニアックなワードで
検索して私のブログにたどり着いてくれる人もいるし
い、いいですよね??

ってことで
今日も気にすることなく
マニアック発信です。

自社の商品を作って
輸出入したい人には必須の内容です。
そんなことやらないし!
って方はすぐにこの記事を閉じましょう。
時間のムダになります。

 

 

みなさんは、原産地証明ってご存知ですか?
凄くシンプルにいうと
「○○国で製造された商品ということの証明書」
のようなものです。

通常みなさんが輸出入で使用する
EMS、DHL、FedEXさんなどでは
通関の方式に「簡易通関」が適用されます。
※ 米国向けなら申告価格が20万円を超えると少し複雑です。
上記簡易通関であれば
ほぼほぼ原産地を聞かれることはないので
「原産地証明?なにそれ?」
って方が多いと思います。

ただ、いわゆる乙仲(フォワダー)と呼ばれる
大量の荷物を航空便で運んだり
コンテナで運んだりする業者を利用する場合
通関方式が、「簡易通関」から「一般通関」
に切り替わります。

そして、一般通関になると
インボイスの厳密さが要求されます。
メーカー名、商品名、仕入れ価格は当然ですが
HSCode、材料、原産地の標記が必須となります。

 

 

原産地に関しては
転売商品であれば
基本的にメーカーに尋ねればお終いです。

ただ、自社で作った商品の場合
「原産地証明書」
を発行する必要があります。
今回、南米にワックスを1000個送るんですが
この原産地証明書が必要になりました。

というわけで
原産地証明の発行方法のシェアです。

まず、いくつか発行できる団体はありますが
1番身近なのは商工会議所での発行です。
原産地証明書の発行プロセスは
以下の2工程です。

1.輸出事業者登録
2.原産地証明書の発行

 

順番に説明しますね。
何人の方が付いてきているのか・・・
気にしちゃダメだ!

◆輸出事業者登録◆

商工会議所に
・貿易関係証明書一式(言えば貰えます)
・印鑑証明
・謄本
を持参して伺います。

ここで、商工会に属していると
貿易事業者登録が安くできます。
属していないと1万円くらいだった気がします。

 

◆原産地証明書の発行◆

輸出事業者登録が完了した後
インボイスと原産地証明書提出用紙
を記入し、再度、商工会議所に伺い
上記各書類を提出します。
以上で完了です。

 

 

 

これ、思ったんですが
1インボイスに1原産地証明書
なんですよ。

つまり、輸出のたびに発行してもらうのか・・・
めんどくさいけど、仕方ないですね。

 

 

 

で、今回気になったことが1つ。

実は、輸出する商品数も1000個とあまり多くないし
重さも300kgちょっとくらいなので
普通のクーリエ使って空輸するんです。
クーリエだったら簡易通関だし
面倒な書類もいらないだろうと思って・・・
で、一応クーリエの担当者に電話して
「何が必要ですか?」

と確認したところ
「原産地証明書が必要です」
と言われたんです。
このときの私の心境は
「あーーーー、めんどくさそー」

でした。

 

 

どうやら、南米は通関がかなり難しいようです。
たしかに、そちらの国とのハーフのお友達に聞いても

 

「立石さん、普通に届くと思っちゃいけませんよ」

 

と言われましたしね・・・
どうなるのか、楽しみですね(笑)

 

 

 

いやー、今日もマニアックな記事を読んでくれた
みなさんのために
もう少し深く掘り下げた内容も書いておきます(笑)

 

 

原産地証明書は
・特定原産地証明書
・非特恵原産地証明書

の2つがあります。
上記は、EPA協定(ざっくり言うと関税を低くする協定)
を結んでいる国同士の場合
原産地を証明すれば、その低い関税を適用するよ
というありがたい原産地証明書です。

TPPってみなさん知ってますよね?
EPAは、それの2国間バージョンです。

 

私が自社商品を送ろうとした国って
日本とEPAを結んでいるので
特定原産地証明書を発行することで
通常の関税よりも安いEPA税率が適用されるんです。
ただ
私が送る商品はHSCodeから判断すると
EPA税率が適用されずとも
WTO加盟国の税率であれば無税なんです。
だから、気になったのでクーリエの担当者に
「EPA税率が適用されるから
原産地証明が必要ってことですかね?
でも、これWTOの税率で無税なんです。」

 

と確認したところ
「あ、現地から言われたのは
そういう優しさからの発言ではなく
ただ単にどこの国のものかの証明が必要だからです」

と言われました。

 
なにこの人、素直なんですけど。
こういう人嫌いじゃない!

 

というわけで
今日もマニアックな記事を読んで頂き
ありがとうございます。

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